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天高く藤沢肥ゆる秋となりました。レスクの藤沢です。

何を隠しましょう、何も隠しごとナゾありはしないのですが…また、太りました。健やかに肥えております。まずは、ご報告まで（笑）

 

そう、秋ですね。今朝、空に鰯雲が出ていました。綺麗な波状のです。鱗にはなっていませんでしたけど、キレイでした。これはブログに載せたいなと思っていたのですが、運転中で、あとでシャシン、シャシンと思って3分後ぐらいに車から降りてカメラを向けますと、もうほとんど低い雲に隠れてしまってました…。天気が最近落ち着きませんね。

（広島の罹災者の皆さま、お悔やみ申し上げます。何もできませんが頑張って下さい。）

 

ところで、先日、阿川佐和子さんの『聞く力』読みました。いまごろ！？と言うツッコミもありましょうが、熟読致しました。さすがですね。本当にいい本と言うのは読む人をどんどんと引きこんで離さないものですが、まさにそれでした。ベストセラーになるのがうなずけます。（昨年の夏までで45万部だそうです。）

内容は、著者が長年のインタビュー経験から会得したり、アドバイスをもらったりといったことを分かりやすい例をだされて、教えて下さっています。

 

何より、もはや文豪であるお父様を、ある意味で越えたのではないかという、自由自在な生命感あふれた（?）文体。（正直、私は近年日本にあまたいる文芸家の中で、一番楽しくて優れたエッセイストだと勝手に私淑（?）しております。そして何より変わらずというか、ますますお美しいですよね。）

ともかく、仕事においても生活においても必要なコミュニケーションの極意というか、姿勢というか、心づもりなどというべきものを分かりやすく述べられています。その内容が濃いことと、スッと心に自然に入ってきて、明日使ってみようかなと読者をさせる語りの上手さ、新書本のお値段（￥864）でこれは割安です。（そしてタレントさんの素の一面も教えて下さってます。ちょっとミーハー心をくすぐります。）

一度読んでみて下さい。

（要は茶道や華道といったもてなしの文化と一緒で相手の気持ちになろうと、一心になることなんでしょうけど難しいですよね。本書の中でも、結局はなれないんだけど相手を思いやる。でも、気持ちが『わかる』と思う事も、勝手な傲慢になるといった話がありました。）

私も仕事でお客様のお話しを『聞く力』をつけていきたいなと思いますので、皆さま温かい目でご指導下さいませ。

・・・・・・おまえは話すほうだろ！とまあ仰らず今後とも宜しくお願いします。

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