麦秋ですなー。岡山の巨大干拓地は麦の収穫時期です。
写真は岡山市南区の藤田の辺りです。日本っぽくないですねー。カントリーロードの歌でも聞こえてきそうな感じだな―って思って撮りました・・・。
なんでも、この地方のものはほぼビール用の麦だとか。素人なのでよくは解りませんが今年も豊作のようです。
ところで、話は変りますが、ここんところ暑いですな・・・。
とにかくお天道様の下に立っとくだけで、体がしんどい虚弱体質、藤沢です。
健康に不安のあるアラフォー(古いですか?)独身男としては、最近 野菜中心の食事を心がけております。んなわけで、流行り(?少し終わったかな?)の『メイソンジャー』なるものを手に入れようかと企んでたりします。そう高いものでもないようですし・・・。
しかし、いくら密閉性の高い2重ブタのビンとはいえ、これからの季節、生野菜は大丈夫なのか?O-157などの大腸菌やらなにやらは繁殖しないのか?私にちゃんと洗いものできるのか?などと不安な私は、そこでためらっております。っていうかまだ品薄らしいですしね。
さて今回は前回の続きです。オシャレではない、といいますか性格的に『オシャレをするための努力(メイソンジャーの洗いものなどなど)』をすることができない私が、生活空間を何となくオシャレっぽくみせたいなというわけで、(私のような人、多いですよね?)簡単に空間演出、『照明器具』の話です。
◆照明器具の大まかな種類
さて『照明器具』 と、単に言っても今やいろいろあります。
あんどん、提灯、高はり提灯、つりあんどんに、ひるあんどん…ではないですね。最後のは私の肩書ですね…。
まず、主なものから並べてみましょう。
■室内固定タイプ
①シーリングライト②シャンデリア③ペンダントライト④ブラケット⑤ダウンライト⑥スポットライト⑦フットライト
■屋外固定タイプ
①ポーチライト②門灯
■家具的なタイプ
①フロアランプ②ローフロアランプ③テーブルランプ
■屋外半固定タイプ
①ガーデンライト②灯篭…。
イロイロありますよね。しかも様々なメーカーがありますし、オシャレなのから実用的なものまで、和風、洋風、中華風(?)…数限りありません。
でも家に一つぐらい有名な建築家やデザイナーの作品の照明(ヤコブソンとかイサム・ノグチとかジョージ・ナカシマとか)があったりすると、『おお、コヤツ出来るな』と思われたりしますし、なにより生活が楽しくなりますよね。
実際、ワタクシ昔暮らしました、月三万円の風呂なしボロアパートにイサム・ノグチの『Akari』を安く手に入れて吊るしましたけど、単なる貧乏が、味のある貧乏(?)に変ったという経験があります。それなりに楽しかったですよね。
まあ、とりあえず今回は室内の固定したものの種類をご紹介します。
なにせ、わかりにくい名称が多いですから・・・。
◆ではでは、ちょっと簡単な説明など、ひとくさり…
①シーリングライト;
恥ずかしながら、『封じ込める』という意味のシーリング【sealing】だとワタクシ今の今まで思っておりました…。
シーリング【ceiling】『天井(板)』のコトだそうです。
てっきりパックしたような形だからだと思ってました。
そうなんですねー、英語じゃ綴りが全然違うんですねー。勉強になりました。
天井の板面に光源があり、面的な光が直接欲しいところで使用されます。だから、陰影による演出が欲しい空間にはちょっと不向きです。
最近は表面のカバーがワンタッチで外しやすいので掃除はしやすいです。
ただ高い位置にありますから気をつけて掃除して下さい。
②シャンデリア;
どこで聞いたのか…TVだったのか、シャンデリア【chandelier】の語源は『キャンドル』【candle】だとか。
天井につるしたロウソク立てが次第に大きく凝ったデザインになっていったものだそうです。
実は日本にも似た発想のものはあったらしいです。非常に素朴なものですけど、時代劇の飲み屋などで見る『八間行燈(はちけんあんどん)』という「吊りあんどん」の仲間ですね。
そこまで大空間がなかったからなのか、コレからとくに発展はしなかったようです。木造ですし危険だったこともあるのでしょう。
(写真を見ると、どちらかというとお茶の間の和風照明のご先祖っぽいですね)
安土城とか九州豊後や肥前のキリシタン教会にはあったのかもしれません。その辺は学者のかたにお任せですね。
ともかく、あの複雑な装飾性のある形のものと考えて下さい。
荘厳で重層した光と影の演出が欲しい大空間用です。
③ペンダントライト;
モトモト『吊り下げた』という意味だそうで、首や耳から吊り下げた装身具のイメージをうけてデザインされてきたようです。
天井から吊り下がって比較的頭に近いところに、点として光源を持ってきたい場所に、演出として利用できます。
食事をするところによく使いますよね。
光の演色性(同じものでも、光が色を違って感じさせる性質)をうまく使えば『おいしそー感』が出ますよね。
でも、調理してるところがそばにあって、生ものの鮮度が分かりにくいかも?って場合は、テーブルの上にだけ部分的な照明で軟らかく演出、という事ですかね。
④ブラケット;
毛布じゃありません。それはブランケットでおまんがな!と関西人に失礼な関西言葉で指摘したりなんかしまして…。
さて、このブラケット、ウォールライトとも申しまして、【bracket】『片持ち』の状態で、壁からニョキっと腕を突き出したように付いている照明の事です。
強い光源というよりも壁のテクスチャーなどの影を演出する名脇役的なライトです。
⑤ダウンライト;
天井に埋め込むタイプなので天井がやかましくならない上品な部分照明です。
最近では、ここに空気清浄機能の付いたLED照明(写真4つめ)を取り付けるということも密かに流行っているとか…。
本来は天井板に直にソケットがついたものにつけるのだそうですが、ダウンライトにもやり方しだいで(径の大きいダウンライトなら)可能なんだとか・・・。
あるお客様がトイレにされていました。
ダウンライトの中にあるので、大きさもそんなに感じませんし、機能も優秀で、なかなか納得の効果だそうです。・・・進化してますな。
⑥スポットライト;
機能的なライトです。
天井などに取付けて光の方向を自由に調整でき、電源にカーテンのレールの様なものを用いれば、更に様々な位置に動かせます。
多様な対象物を照明できるため、舞台、スタジオ、店舗、住宅などで人に見せることをサポートする照明です。
⑦フットライト;
足元を照らすことで、高い位置に不要な光を使うことなく歩行の助け、指示が可能になります。低い位置の光の演出にも重宝です。
火事や地震などの被災時に強い味方になるもので、停電時対応の充電池付きで、いざとなるとはずして懐中電灯に…なんてものもあるようです。
とりあえず、現代生活で気になる照明の種類といえば以上のようなものでしょうか?
こんなところで今回はおわりたいと思います・・・。
いずれ、日本の古い照明も書きますね。
今回も勝手に写真を使わせて頂いたネットの皆さま・・・ありがとうございました。
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